ホルモンバランスの乱れが背中ニキビの原因
20代30代男性の背中ニキビや黒ずみは肌への炎症以外にもホルモンバランスが崩れることで発生してしまいます。
ホルモンバランスは寝不足やストレスや食事の栄養が足らなかったりとさまざまなことが考えられる。「生活習慣の乱れ」や「精神の乱れ」がホルモンバランスを崩す原因。
ホルモンバランスが崩れることで、自律神経が正常に働かなくなり、血の巡りが悪くなります。
皮脂が大量に分泌されて毛穴が詰まりやすくなり、背中ニキビや黒ずみが発生します。
自律神経とは【交感神経】と【副交感神経】の2つで成り立っています。ストレスなどの影響で2つのバランスが崩れてしまします。
交感神経とは
交感神経は緊張したりストレスを感じたりするときに働く神経のこと。
アドレナリンなどの神経伝達物質があり、興奮状態となることがあります。
副交感神経とは
副交感神経は交感神経とは真逆で、リラックスや緊張ほぐしなどの働く神経のこと。
交感神経と副交感神経のバランスがとても重要。
背中ニキビに男性ホルモンと女性ホルモンの重要性
男性ホルモンと女性ホルモン聞いたことがあると思います。背中ニキビや黒ずみには男性ホルモンや女性ホルモンが大きく関わっています。
また男性には男性ホルモン、女性には女性ホルモンだけと思っていませんか。
男性女性ともに男性ホルモン、女性ホルモンがあり、男性にも女性ホルモンが存在していて、女性にも男性ホルモンは存在。
男性ホルモン
男性ホルモンは【アンドロゲン】と呼ばれており、男性であるためのベースとなる発育させるホルモン。
アンドロゲンは
- テストステロン
- アンドロステジオン
- デヒドロエピアンドロステロン
の3種類の総称で、1日に分泌されるアンドロゲンは約7㎎。
男性ホルモン【アンドロゲン】は主に皮脂分泌や男性らしい体作りやたんぱく質を筋肉に変える働きをしているのです。
男性ホルモンは皮脂の分泌を促進する働きがあり、背中ニキビや黒ずみを悪化させてしまいます。
皮脂の分泌が促進して男性ホルモンが過剰に分泌されると(ホルモンバランスの乱れ)、肌の角質を増やし、毛穴を詰まらせて背中ニキビなどが出来てしまいます。
男性ホルモンは年齢と共に量が減っていくので、思春期から20代までがピーク。
女性ホルモン
女性ホルモンはエストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)の2種類
エストロゲンは皮脂分泌を抑え排卵を準備するホルモンで、プロゲステロンは排卵を抑制するホルモン。
背中ニキビは肌バリアが失われ、角栓による毛穴の詰まりが原因。女性ホルモンはその肌バリアを回復させて角質層に水分をもたらしてくれます。
女性ホルモンは背中ニキビの予防をしてくれる救世主なのです。
プロゲステロンは年齢と共に減少してきます。そこでサプリメントなどで補うことができます。
ただ背中ニキビや黒ずみが気になりすぎてサプリを飲みすぎると2種類のホルモンの分泌量のバランスが崩れてしまいます。
崩れてしまうとさまざまな病気に掛かってしまいます。
女性ホルモンは両方のホルモンがバランスが取れていることがすごく重要。サプリを飲むよりバランスが取れた食事や運動などを取ることがおすすめです。
まとめ
20代30代男性の背中ニキビや黒ずみはホルモンバランスの乱れによって出来てしまうので、ホルモンバランスが乱れないように睡眠やストレス解消を行うことが重要。
ホルモンバランスを気にしすぎてサプリを服用しすぎると違う病気に掛かってしまうので注意が必要。