背中ニキビができるプロセス
ニキビは突然できるように思っている方も多いと思いますが、実際のところ4段階を経て成長してきたもの。
ニキビができた時は第2段階や第3段階になっているのがほとんどです。
ただすべてのニキビが第4段階まで進むわけでなく、ニキビケアや生活を変えることで途中で治るケースもあります。
表面に見えていない時期からケアすることで予防に繋がり、ニキビ跡の予防にも繋がります。
ニキビができてから治すのと予防でケアするのとでは大変さや治しやすさも変わってきます。
ニキビの4段階とは
- ニキビができる前
- 白ニキビ
- 炎症が起こる
- ニキビ跡ができる
ニキビができる前
第1段階は毛穴の出口が狭くなることで少し膨らみができます。
男性ホルモンや皮脂の過剰の分泌の影響で、角質が増殖し毛穴の出口が狭くなってしまう。
狭くなることで皮脂が毛穴の中にたまってしまい第2段階に成長。
毛穴の出口が狭くなる理由は他にもあり、ストレスや睡眠不足など多くの原因が考えられる。
ニキビができる前の段階で止めることができればニキビ跡になることは絶対になくなります。
白ニキビができる
毛穴が狭くなることで皮脂が毛穴の中にたまり、それをエサにアクネ菌が繁殖して毛穴内に炎症が起きます。
アクネ菌は毛穴の常在菌なのでなくなることはありません。アクネ菌は善玉菌と悪玉菌があるとされており、善玉菌は悪い病原菌から守ってくれます。
アクネ菌=悪い菌ではなく皮脂が好きなだけ。
毛穴は閉鎖された状態なのでニキビケアで使うクリームなどの浸透しにくい。
赤みを帯びたニキビになるより前の第2段階の白ニキビときに治すことができればニキビ跡になることはありません。
炎症が起きる
第3段階の炎症が起こると毛穴の周りまで赤く腫れ上がってしまいます。
白ニキビ→黒ニキビ→赤ニキビまで成長してしまったことになります。
毛穴の中や周りに白血球が集まり、アクネ菌を攻撃し始める。
睡眠不足での寝不足や食生活の偏りやストレスがニキビの炎症をエスカレートさせることもあるので注意。
ニキビ跡ができる
第4段階まで行くと炎症が進み、毛穴の壁が壊れて炎症が広がることも多くなります。
炎症が強くなりすぎるとどうしてもニキビ跡が残ってしまいデコボコした肌に。
第3段階や第4段階になる前にニキビケアをして予防することがニキビ跡を防ぐことに近づき来ます。
どうしても第4段階までニキビが成長してしまうと治すことも大変になるのでニキビができる前からニキビケアをするようにしましょう。
まとめ
ニキビ跡を防ぐためには段階を経て成長してできてしまうニキビをケアをしなければなりません。しっかりニキビケアして予防することがおすすめ。
ニキビが出できたとしても第4段階まであるができるだけ第1段階や第2段階で治すのが重要。
第3段階の赤ニキビまで行ってしまうと治すのも大変になってしまう。
ニキビ跡は20代30代の大人になるにつれて気になってしまうので、残さないように心がけましょう。